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初めて大弛峠を山梨側から下る
今年最後の大弛峠は、山梨側の舗装路からのヒルクライムから始まったのだが、筆者は2回目の大弛峠なので、初めての下りとなり、かなりビビっていた。。。2018年だと既に10月なので、これから先は凍結や積雪が重なる時期なので、ドライコンディションでのアタックは今年最後となるだろう。
初めて大弛峠を攻めるという人にとっては、YouTube動画などで、その険しさを強調するようなイメージの植え付けが半端じゃないのではないであろうか。
だが、実際のところ、大弛峠だからといって特別なのではなく、地形を確かめながら走ること自体に大きな変わりはないので安心してほしい。
山梨側から登る大弛峠は絶景スポットの宝庫
勝沼から目指す大弛峠。途中、既に紅葉は終わっているものの、富士山が見えるスポット多数。写真は、林道に入ってから2~3キロ地点だっただろうか。山々を見渡しながら、このような絶景を眺めることができるというのは、林道ツーリングの醍醐味ではないだろうか。
ライダーたるもの、どうしても自分の愛車を被写体にしたショットが増えるのは仕方ないことなのかもしれない。それにしても、CRFライダーならわかるとおもうが、本当に山の景色が合うと感じるのは溺愛し過ぎなのでだろうか。
大弛峠を目指してはいるものの、CRF250RALLYが、こんなにも自然と融合するレッドカラーをまとっていることに感動を覚える。
大弛峠を山梨側から下ると直にガレ場
この写真は、既にガレ場を抜けたあたりなのだが、シーズン最後ということもあり、登山客の車が長蛇の列を作っていて、最も荒れているダートでは登山客の車を避けるのに必死。
撮影など出来る状況ではない。
そのため、この写真は、ガレ場に並ぶ登山客の車列を通り過ぎてから撮影したものであると事は御愛嬌である。
10月の大弛峠2日前の雨で道ぬかるむ
この動画からも分かる通り「ダート初心者」なわたし。この時は、選択し少なく、立乗りがスタンダードだと思っていた。ただ、アルパインスターのウェアとCRF250RALLY、そして大弛峠の景色が妙にマッチすると感じてみたりで動画を観ながら振り返りする自分に酔ってみる。
砂利道が続くのであれば、雨上がりでも、オフロードタイヤの食いつきはなかなかのもの。ただし、リーンイン・リーンアウトというような技術を持ち合わせない私からすれば、どれが正しい走り方なのかは判断がつかない。
オンロードで膝を擦る生活をしていた十代。オフロードは全く異なる世界であると痛感するも、景色を楽しみながら、ロングツーリングを楽しむという面では自分が楽しければOKの世界。批判は受け付けません(笑)。
大弛峠は土が多いのが特長
大弛峠を走るライダーの多くが、御荷鉾林道を走る関東・甲信越圏ライダーだとは思うが、御荷鉾林道が砂利道やガレ場が大半を占めるのに対して、大弛峠はというと半分以上が土。ウェットコンディションになれていない私のようなライダーは、他では体験できないシチュエーションに遭遇できるので、自分自身のイージーな走り方を改めるいい機会になるのではないだろうか。
動画を観る限り、自分自身が、かなりおどおどしながら走っていることが判るので笑えたりする。
大弛峠の下り中盤あたりで工事区間あり
中津川林道が通行止めということもあり、御荷鉾スーパー林道や大弛峠で、ダートを楽しむ人が多くなっているのは必然なのだが、さすがの大弛峠でも台風の影響は受けており、コースの中盤あたりではかなりぬかるんだ泥道がつづく工事区間があるので、雨上がりのウェットコンディションなら特に注意して走行してほしい。
近年では、ホンダからクロスカブが発売され、実際に大弛峠でもダートを楽しもうとするクロスカブのライダーを発見。泥濘にハマってバランスを崩して転倒する人も少なくない。
私のような技量の足りないライダーで、仕事上、怪我が許されない人は特に慎重になって欲しい。無茶をすることがカッコいいのではなく、無事に、楽しいツーリングを長く続けるという視点があれば、この話は寝耳に水だと思うが。
大弛峠のガレ場って、こんなもんだから心配しないで!
林道を楽しもう!キャンプや登山の延長線上で、オフロードバイクを楽しみたい、だけど何処を走っていいかわからないという素人諸氏へ。この動画を公開します!
大弛峠についてYouTubeで検索すると、エンドューロのライダーの過激な動画がアップされていますが、あれは一部のスペシャリストたちの話だと思っていいと思う。(確かに楽しそう!)
ただし、安全第一で楽しもうとしたときに、大弛峠の難易度が高いと感じることだけは避けたい。大弛峠は、腕を磨くには十分な種類の路面があるので、練習にはもってこいだし、エンドューランス?からしたら十二分に楽しめる、結構楽なダートなので、安全面には十分に配慮した範囲でも、オフロードの醍醐味を味わえるとおもう。