CRF250RALLYの低速トルクアップを狙って『AIキャンセル』を試してみたよ

CRF250L/M/RALLY AISキャンセルキット

CRF250RALLYを購入してから半年が経過。林道~ダートまで一通り、楽しんむことができるし、高速道路を走る時だって十分な走りが出来るのはバイクが良いからだと思う。ただし、排ガス規制時代の4スト250ccラリーレプリカは、トルクが細いのが悩みでヘアピンカーブや、腕が無いが故にコーナリング手前で、速度をロスとした際の再加速には難点を感じている。

知識も中途半端なので、他のCRFライダーのブログやYouTube動画を漁って、目的と目標設定が異なるライダーのカスタムをメモする日々。(これが意外と楽しかったりもする)

玄人オフローダーからすると、ノーマルほど安心して旅を楽しめる状態は無いということらしい。低速トルクを上げたいなら、スプロケットを弄るのが王道で、それ以外は乗りやすさを追求するのが最も手っ取り早い。自分はいったい、何を目指しているのかというと、250ccというカテゴリーの中で、、、特にCRF250RALLYという車両は高速で空力特性がよく、楽に走り切ることができる!という利点を享受しながらパワーやトルクに余裕を感じながら走りたいんです。(400ccや大型には関心がない)

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低速トルク対策に『AISキャンセル』ってどう?

AIS(Air Induction System)とは、空気誘導システムの略語で、このシステムをカットすること、すなわちキャンセルしてしまうことを「AISキャンセル」「AIカット」などと呼ぶそうで、国内外のコアなライダーの間で、排ガス規制対応の同システムを不要なものとして排除するとのこと。(特に競技用などで用いられる)意味は下記のWikipedia抜粋をご覧あれ!

二次空気導入装置は外気を取り込んで排気管内に送り、排気に含まれる有害成分である炭化水素を酸素と反応させて取り除く装置で、自動車に課された排ガス規制の強化とともに導入され、発達した。 – WikiPedia

ということだけど、要するにどういう効果があるの?と思ったので調べたので結果をリポート。

AISキャンセルの効果について

AISキャンセルをすると、下記のような効果がありますが、単純にAISをキャンセルするだけではなく、吸排気にも気を配るようにしましょう。当然、ジェッティング面で、影響は出始めます。ですので、OKADA PROJECTが販売している、プラズマブースターなど、燃焼をサポートするシステムの導入、必要であれば武川の燃調コントローラーも検討してほしいところ。(アーシングも忘れないでね!)

▼AISキャンセルの代表的な効果

  • バックファイヤー軽減
  • トルクが増す
  • ノッキング低減
  • エンジンブレーキがなだらかになる
  • 吹き上がりが良くなる

といった具合です。自分のスタイルに合わせて取り入れるかどうかは判断してください。

AISキャンセルキットの取り付け方法

AISキャンセルキットをアマゾンで購入

実はAISキャンセルキットという商品は、アマゾンでもヤフオクでも簡単に購入できるので、今回はアマゾンから購入しました。(ヤフオク価格:1,600円)

CRF250RALLYのサイドカウルを外す

写真にあるように、まずは、サイドカウルを取り外すところから作業は始まりました。

シートも取り外す

ご覧の通り、左右のカウルは全て取り外し、シートも一緒に取り外します。ボルトの数が少ないので、作業になれている人であれば、写真の状態になるまで5分しか時間を要しません。

ホース取り外し

写真は車体の右側から撮影したものです。上下からホースが伸びていますね。

AISキャンセルで馬力が上がった!?

実際にCRF250RALLYに、AISのキャンセルキットを装着した感想として、馬力が上がった!!感触を得ることはできました。というよりは、低回転域からトルクが太さを増したような感じというのが正しいでしょうか。ストップアンドゴーで、2速発進がキツイのがラリーですが、2速でもクラッチつないで、アクセルをあおらないでスタートできるくらいにはなりましたので、コスパ最強のチューニングだと言えるでしょう。

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hannuki
WEB略歴 2006年 Flyatnetworks.LLC 代表 2007年 株式会社インプロス 事業部長 (Flyatnetworks社 代表 兼務) 2009年 株式会社ジオコード 主任コンサルタント 2014年 株式会社ジェイック リーダー 「小さなことから大きなことまで、興味関心の輪に入った物事、常にアンテナを張っていること、今までに自身を悩ませた課題の解決に使った方法などを惜しみなく公開します。」